知能と複雑系研究会:過去の発表:第109回プログラム

● 第109回 SIG-ICS 研究会プログラム

テーマ:一般演題および「データマイニング−複雑システムからの知識発見」
日 時:1997年8月30日(土)10:00〜17:30
場 所:名古屋サンプラザ(名古屋市名東区藤里町1601、052-775-0354)

プログラム(予定.発表30分、質疑応答10分/件.○印は発表者)

8月30日(土)

1.10:00〜10:40
「タスクグラフを用いたトランザクションの効率的な処理方法」
 ○鈴木幸一郎、渡辺豊英(名大)
 トランザクション内の互いに関係を持つタスクと知的に処理するために二階
層エージェントを導入し、それらをタスクグラフに基づいて制御するほう方法
を述べる.

2.10:40〜11:20
「知識に基づく相互関連タスクの協調制御機構」
 ○伊藤成記、渡辺豊英(名大)
 人間の賢い秘書の行動を計算機上で実現するための枠組について発表する.
特にクラス間、インスタンス間の関連を重視した知識を用いる.

3.11:20〜12:00
「スキーマ変換システム TRICS における関係型データベースの概念構造構築ついて」
 ○梶山民人、伊藤秀昭、飯田三郎、福村晃夫(中京大)
 関係型データベースを対象としたスキーマ変換システム TRICS における関
数従属および包含従属の利用法と、ユーザへの問合せに基づいた概念構造の構
成手法について述べる.

昼食 12:00〜13:00

4.13:00〜13:40
「DCGA: 多様性制御指向遺伝的アルゴリズム」
 ○下平 丕作士(文教大)
 最適解探索アルゴリズムとして遺伝的アルゴリズムを用いる場合に、集団の
多様性を制御することにより、確実に能率良く最適解を得る手法について報告
する.

5.13:40〜14:20
「強化学習を適用した地盤沈下予測 (仮)」
 ○斉藤 耕一 (東工大)
 羽田空港の不同沈下量を、強化学習を適用した方法により予測を行なう.

6.14:20〜15:00
「概念階層を形成する事例ベースの構造化」
 ○山田正隆、高田修、渡辺豊英(名大)
 事例間の共通属性及び概念階層によって共通部分を作成し、事例構造に組み
入れることで、事例を構造化する方法について述べる.

コーヒーブレイク 15:00〜15:30

7.15:30〜16:10
「データマイニングツール KINO」
 〇月本洋、森田千絵(東芝)
 データマイニングツール KINO の概要をニューロ説明モジュール NEX を中
心に述べる.


8.16:10〜16:50
「極値集合を用いたバスケット分析の電話回線データへの適用」
 松浦 大樹、○鷲尾 隆、元田 浩(阪大)
 統計基準を満たす極大、極小集合に基づくバスケット分析を電話回線網のデー
タ発掘に適用した.

9.16:50〜17:30
「リテラル連関とMDL基準による相対最小汎化の計算法」
 ○石川 孝(木更津高専)、寺野隆雄(筑波大)、沼尾正行(東工大)
 関係学習で有用な相対最小汎化で使われる背景節をリテラル連関によって制
限し、MDL基準を使って冗長なリテラルを除く多項式時間のアルゴリズムに
ついて述べる.

懇親会 18:00〜

(以上)